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フランス・トゥールーズで開催された「エアロマート2024」にて通訳を行いました!

コメント (0) | 2024.12.13 海外サービス 研修事例


 
おはようございます。
株式会社アイビーエー グローバル事業部の水田春香です。

12月1日から1週間、日仏英通訳のためフランスのトゥールーズに出張へ。現地での工場視察に加え、航空宇宙産業のB to B商談会のエアロマート(Aeromart)での通訳を行いました。 
 
 


 
フランスのトゥールーズで3日間にわたって開催されるエアロマートでは航空機や宇宙向けに材料の販売や部品加工などを行なっている世界中の企業が集まり、商談をし、新たなビジネスの機会を模索します。
 
 
 


 
オクシタニー地域県と友好提携を結んでいる愛知県からは4社の企業が参加しました。
 
 
 


 

2日間の商談での通訳業務を通じて、日本企業と海外企業の文化の違いを肌で体感する機会がありました。特に日本と違うのは以下の3点。簡単にご紹介します。
 
 
1)自分達の強みと欲しいものを簡潔に明確にする
→ 商談ブースで必ず聞かれるのは「What can we do for you ? 」(私たちはあなたたちのために何ができますか?)「What do you need ?」(あなたは何が必要ですか?)ということ。自社の強みとなる技術のみならず、何が今必要なのかを「こんな会社です」というような会社概要にとどまらず、簡潔に明確に伝える必要があります。
 
 
2) 「なぜ」を言語化する
→ 「なぜそれが強みなのか?」「なぜ今それが必要なのか?」という「なぜ」という視点も海外ならでは。「強み」や「競合」といったマーケティング的な観点よりも抽象度が高い「なぜ」に対する答えにはその会社オリジナルのストーリーが現れます。お互いの会社の現状を「なぜ」という視点から深ぼることによって、より一層深い理解を促進できます。
 
 
3) 信頼関係は雑談から
→ 商談ブースに座ったらいきなり本題に入ることは珍しく(企業にもよりますが)最近あったできことや近況などから話し始めます。今回は世界の企業が集まる商談会だったので「日本大好き!」「日本に行ってみたい!」という内容から始めることもしばしば。ドライなビジネスの関係ではなく、人間同士の関係からビジネスがスタートするのも大きな特徴です。
 
 
また商談会とはいえどONとOFFがハッキリしているのもフランス流。商談会後には毎回パーティーが開かれ、よりカジュアルな雰囲気の中で交流をすることができます。
 
 


 
 

さすが空間の使い方と魅せ方がうまいフランス!
 
 


 
最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 

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